ヴェルディの低迷は始まったばかり | ヴェルディBlog

ヴェルディの低迷は始まったばかり

お久しぶりです。
ブログを更新していないだけで私はずっとヴェルディサポーターとして生きております。



久々に文章書いていきなりきついこと書くのもなんなんですが、
今年以降、ヴェルディは苦しい戦いになるでしょう。
今年ではありません。今年以降です。
ヴェルディの低迷は少なくとも数年は続くでしょう。

理由はいろいろあるのですが、
一番の理由はクラブ経営陣のビジョンのなさ。
未来への展望のなさ。

サポーター、選手、フロントがどんなにがんばっても
経営の実権を握っているクラブ幹部にはそれらを全て台無しにしてしまう力を持っています。
昨季末でもっともクリティカルだったのは服部の契約満了。
ピッチの内外でキャプテンシーを発揮していたチームの主柱たる服部を事実上解雇したのです。
給料が高い、年齢が高い、と言う理由で。
本当なら服部が中心となって「俺たちがJ2に落としたこのクラブを一丸となってJ1に戻そう!」
そう結束できたかもしれません。
しかし服部はそれができませんでした。解雇されたから。
服部の持てる力を一個人としての身の振り方に尽力させてしまったのです。

服部の再契約が発表されましたが、失われた時は戻りません。
那須の磐田完全移籍も発表されました。

2008シーズンの強化責任者の田中尚雅氏はシーズン終了直前にBS日テレへ転籍しました。
親会社日本テレビの定期の人事異動だそうです。
強化本部長がシーズン終了前にケツまくって逃げ出す・・・。考えられない事です。
口では耳障りのいいことを言える様になってきていましたが、結局日本テレビのサラリーマンだったと言う訳でした。

後任は小湊常務がやっていたらしいですが、
この小湊常務と言うのがねえ・・・。

小湊常務「ヴェルディの独立採算制を!」 ←2年前にJ2 7位で終わったシーズン終了後に言っていた事です。
そして同様の旨は昨年末味スタで行われた集会でも言っておりました。
ただ闇雲に「苦しい経営状況、親会社から独立して独立採算制を・・・」
と言うだけで2年経っても具体的な策は一切なし。
2年前に言っていた策は
「とにかくJ1に戻って浦和やFC東京の観客動員おこぼれをもらうこと」
情けないの一言に尽きます。
こんな人が次期社長候補筆頭とは・・・・。

日テレ天下り組の定期異動は4年前後。
変える変える言っていますが、
変わるのは小湊さんの肩書き、もしくは職場だけなんじゃないんでしょうかね。



読売の開祖、正力松太郎氏は
「世界一のクラブを作れ!」
と言ってヴェルディ(当時の読売クラブ)を作ったと聞きます。

時は流れて40年、
今のクラブ経営者は
「J2にいてビジョンなんてない」
「J1に戻って浦和やFC東京の観客動員のおこぼれになんとか預かりたい」
「ヴェルディの名前が残りさえすればJ2だってJFLだっていいんだ」

なんと言う志の低さ。
ヴェルディ低迷の元凶は経営者の志のなさであると考えています。
ヴェルディは色々変わってきたが、結局ここだけは変わっていない。

そして志のなさは年が明けた程度で変わるはずもない。
このまま普通に行ってJ2定着、
うまくいってJ1昇格J2降格を繰り返すエレベータークラブとなるでしょう。
(さしずめ東京EVってところだな)



俺たちにできる事は少ない人数でどうやったらヴェルディの応援を盛り上げられるかを考え、実行することかな。
J2は同じ様に観客動員に苦しむクラブがいっぱいあるから、
きっとヒントがたくさん得られるはず。